大浦湾に位置する既存直売所の機能強化を目的とした改修・増築プロジェクト。
既存建物の改修に加えて敷地全体の有効活用にも着目し、
賑わいの創出と地域活性化に資する提案を実現しました。

つながりのある敷地利用
改修前は広場の分散や駐車場の配置、広場と直売所の高低差など、敷地全体をうまく利用できていないという課題がありました。そこで広場と駐車場をそれぞれまとめて配置し、段差を活かした東屋を設置。物販棟でフードやドリンクをテイクアウトし、広場で遊ぶ子どもたちを東屋から眺める家族の情景が生まれました。

賑わいを生む施設の数々
駐車場からのアクセスや広場の安全性にも配慮し、周囲に回廊を配置。物販スペースを広場側に広く設けるように改修するとともに、海側にカフェと多目的室、カヌー艇庫を新設して機能強化を図り、老若男女の笑顔が集う新たな賑わい拠点が誕生しました。

Data
Project Name: わんさか大浦パーク
Date: 2024
Location: 沖縄県名護市
敷地面積: 8,059.00m²
延べ床面積: 720.32m²
構造規模: 地上1階
建物用途: 物品販売業を営む店舗
Award:
・わんさか大浦パーク機能強化基本設計プロポーザル(2022) 最優秀提案者1位